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NSR250R(MC18)

RCバルブコントロールサブユニット交換
  
  名機88NSRの泣き所・・・と言いますか、この年式のMC18で頻繁に
  昇天されるのが
  RCバルブサブコントロールユニットです。
  もはや当然如くメーカーには在庫無し(><)。最近ネットではこの部品
  を個人で再生しようとする動きもありますが、今はオークション等で地道
  に探すしかありません。
    
  ちなみに故障の症状としては以下の様なパターンが考えられます。

    →RCバルブが動いたり動かなかったりする。
      (RCバルブの”メイン”コントロールユニットは正常な為)
    →RCバルブのリミッターカットをしてパワーバンドに入り、これから!!
      という9000回転位から急にパワーの伸びが鈍る。
    →RCバルブが正常に動いている場合でも、サブコントロールユニットの
      補正が入ら無い為、パワーバンドの伸びに違和感が出る。

 ・・・って事でサクッと交換して、RCバルブ全開の強暴なパワーを復活させましょう!!

インプレ

さすがに20年近く経っているので、この部品の耐久性が・・・等とは言いません。
ですが88’NSR250Rマニア?はこのリミッターカットによるフルパワーが前提で
乗っている様なものです。
常に気持ち良く、更に手に余るパワーをいつでも取り出せる様にサブコンに少しでも
異常があればすぐ交換しましょう!
(ちなみに、いじ改のももさんアドバイスで、RCバルブも含めた腰上オーバーホール
をすれば、更に完璧)


で、インプレですが・・・劇的に変化します。といいますか、いままでの不具合が
はっきり分かります。故障時は9500回転で出力が鈍っていたのが、きっちり
11000回転まで回ります。
も〜嬉しくて走りながらメットの中でニヤニヤする位の変化です!!

これでまた更に88’NSRへの愛着が沸きました(^^;)

フロントシート前方をめくり、タンク(シート)固定用ヘキサ・ボルトを外します。

シートが外れたら、シートカウル後方の上下のボルトを片方外します!

続いてシートカウル前方下のボルトと、画像左上のボルトを外します。
ボルトサイズが大きいので、サイズに合ったドライバーを使用します。
(当然反対側も同様に!)

これでシートカウルは取り外せます。タンク等に干渉(接触)しない様に
注意して外します。

では早速・・・リヤシートを外し、キーシリンダー前方のボルトも片方外しておきます。

←こいつが88’NSR250Rのパワーの源!排気デバイスRCバルブUです。
  ちなみに管理人はキーON時の「ウィ、ウイ〜〜ン」となる作動音が好き
  です(^^;)

完全に取り外すにはテールランプが接続されていますのでコネクター
を抜いておきます。

アッという間に御覧の通り!?シートカウルが無いとコンパクトなNSR
が更に小さく見えます。

シートカウル右側側面のこれがRCバルブサブコンです。当時の定価は
2万円。たぶん生産終了間際には1.5倍〜2倍はした事でしょう・・・

交換は簡単で、まさに”猫”にでも出来ます!?左は前方部接続部分です。

後方は赤いカプラと黒いコードで接続されています。尚、基本は旧車です
ので、接続時は接点復活剤をひと吹きすると完璧です!

おまけ・・・

ネット上に山ほど乗ってますし、88’オーナーなら当然知ってると思われ
るのですが、この黒いコードが秘密のコードですね!!。

一応絶縁をしておきます。

当時のNSRスペシャルブックにも書かれていましたがSPレースなら
これだけで充分です。
これでストックでは8500回転でフラットになるRCバルブが高回転になり
更に最高出力発生回転数も9500から一気に11000回転に上がります。

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