NSR250R(MC18)
インプレ
←商品内容物で、本体+取り付けキット+説明書です。
←これが、”かの有名な”取り付け説明書です。これを読んで即理解出来る
人は、かなり優秀かも!?
私も・・・例に漏れず、「難解な説明文」と「手書きのイラスト」に苦労しました。
参考までに@・・・←「手書きの取り付け図」です。
苦労は買います・・・が、絵心溢れた泣かせる絵です
ツッコミどころ満載ですね!
参考までにA・・・←「またまた手書き絵」+「難解な説明文」です。
たかだか3〜4項の文章ですが、これが全く理解出来ない・・・
更に説明文と解説図を見比べると、ますます自信が無くなります。
って事で、私なりにもう少し分かりやすく解説付きで説明していきます(^^)
上の本体と、左から順にダンパー本体クランプ、レーシングアダプター、
フォークブラケット、ボルトセット、キャップボルトです。
まずは本体クランプをバラし、ボルト+ワッシャ―+ナットを取り外します。
次にレーシングアダプターをセットし、下側から外したボルトを差し込み、
ワッシャ―とナットで固定します。
本体クランプとフォーク側ピロボールの取り付けは左の図(+下の説明)の順番です。
(キャップボルト)
(スプリングワッシャー)
(ワッシャ―)
【クランプ】-(ワッシャ)-(スプリングワッシャー)-(ロックナット)-【ピロボール】
(ワッシャ―)
(4mmカラー)
【フォークブラケット】
で、組み込むとこんな感じになります。
尚、ピロボール部を回す事で、クランプとフォークブラケットの間隔を
調整出来、ロックナットで固定する事になります。
こちらはフレーム側に取り付けるピロボール部です。
左からキャップボルト、スプリングワッシャ―、カラー、ステダン本体ピロボールです。
尚、中央のカラーは本体ピロボールより内側(フレーム側)でも可です。
最後にダンパー本体をクランプに差し込んで完成です。
説明書を理解するのに時間がかかりますが、作業自体は簡単です!
では、次はいよいよ車体への取り付けです。
結果から言えばかなり調整に苦戦しますが、ゆっくり時間をかけて取り付けポイントを探せば
ノーマルNSR250R(MC18、88年式)はODM-2000でも左右のハンドルロックは可能です!
更にフルストローク時もダンパー本体とロッド終点の前後どちらにも数ミリの余裕を残せます。
フレーム側は当然この場所です!ですがNSRはやっぱレーサーレプリカですね〜
純正で既にステアリングダンパー取り付け部が用意されてるなんて・・・
最近のバイクでもこんな穴を装備しているバイクってあるんでしょうか???
ここから先は車両本体毎に個体差があるので”ここが正しい取り付け位置”って
事は言えません。よって参考までに私の車両の取り付け位置を紹介します。
クランプはダンパー本体の後端から68mmの場所です。
かなり時間をかけて調整しましたが、私の車体では説明書通りでは不具合
が出ました。よって←画像の様にレーシングクランプを表裏にして、前方に
向けて取り付けました。
フォークブラケットは左の位置になります。ここではハンドルを何回も左右
に切ってダンパー調整ダイヤルが干渉しない場所を探して下さい。
特にハンドルを右にフルロックまで切った際、メーター本体やメーターの
ケーブルに”寄り過ぎない”+”離れ過ぎない”ギリギリの位置を探します!
画像が見にくいのですが、フォークブラケットはかなり下の方(三叉の上部)
に位置付けています。
尚、画像の様に純正の場合上からトップブリッジ→ハンドルカラー→ハンドル
となりますが、そのハンドル取り付け部の最下位置から95mmの場所です。
フォークブラケットの角度は、ハンドルを右にフルロックまで切り込んだ場合、
←の位置となります。
尚、調整の際はブラケットもクランプもボルトは軽く締めておく程度にし、徐々
場所を探していきます。(絶対、本締めした状態でポイントを探さない事!)
逆にハンドルを左にフルロックまで切り込んだ場合、フォークブラケットの角度は
←の位置となります。
この状態でフレームまで27mm、右下に見えるケーブルガイドまで18mm程度の
クリアランスが保てます。
参考までに・・・フォークラケットとレーシングアダプター取り付け部、ロックナット
までの距離は7mmとなります。