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ヘッドライトの焼け、色あせ除去!

 最近はヘッドライト部の塗装やコーティング精度が上がってきたとはいえ、
 それでも日焼けやバルブからの熱による劣化は防ぎようがありません。
 また、どんなにボディを綺麗にしても、自動車の顔であるここが黄色かったり
 くすんだりしていると、途端に見劣りしてしまうものです。


 ですがASSY交換なら片側で3〜4万。片側だと見栄えが悪いので両方だと
 ・・・大変な散財です!!

   そこで私は、毎回この方法(研磨)で”プラスチック部”の復活をしています。

 尚、あくまで「参考」程度と考えて頂き、真似をして失敗されても責任は持て
 ませんので、あしからず m(_ _)m




これが今回オペ対象となる私の車です。

ヘッドライトのプラスチック部分の焼け+色あせ
がひどく、また横のウインカーレンズ部が熱の
影響を受けてない事から、更に目立ちます。

(当然、光量も相当落ちてると思われます)


とりあえずライト部以外のマスキングです。
これに関しては何の注意点もありません。

まずは耐水ペーパー600番で研磨します。
大きな傷を削り、純正の残ったコーティングも
剥がします。
→絶対に円を描かないで、縦か横に研磨します。

この処理でレンズ部は真っ白になり相当不安に
なりますが大丈夫。今さら心配しても・・・

〜もう後戻り出来ませんので!!
(^^;)

耐水ペーパーの600番からスタートした研磨を、
1000番→1500番→最終的に2000番まで上げて
いきます。
上の画像と比べて、透明度がだいぶ上がって
中のバルブ等が見えてきました。
ここまでで所要時間は約5分程度です。

ここからは液体コンパウンドの出番です。

細目→極細→超極細と研磨していきます。
ポイントは??ですが、私は液体コンパウンド
処理は2巡させています。

ほらっ!?、ここまできたら嬉しくて仕方ない位、
輝きが戻ってきます。

向かって、左が600.番研磨時、右が研磨終了
の状態です。
やり始めると絶対に後戻り出来ませんが、先に
進む事は出来ます。

まさに私の人生そのものです(?_?)

って事で研磨自体は完了!

磨くのが好きな方や、鬼の様な鏡面を出したい
方は、気の済むまで磨いて下さい。
ちなみに私は液体コンパウンド研磨を2巡しましたが、
約15分強の作業時間です。
【処理前】

【処理後】




「仕上げ処理」
   〜コーティング
このままではプラスチックの地肌が出たまま
ですので、表面コーティングを施します。

クリア塗装でも、コーティングでも構わないの
ですが、どちらにせよ耐熱処理は基本です。

後記

 今回、私の処理方法を軽く紹介しましたが、少しでも不安があるならば、
 迷わずヘッドライトレンズを新品交換する方をお勧めします。

 尚、少し前のトヨタ車やホンダ車はこの焼けが顕著に出てましたが、
 同様の方法で処理を行った事があります。


 →最後に、参考データですが・・・
   私の車の場合、仕上げ処理にもよりますが、1年〜2年は持ちます。
   これを施行する業者もありますが、片側で1万数千円程かかります。




                 

 
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